診療報酬改定 2003 12 19

 昔、オートバイ好きの友人から、こんなことを聞きました。
オートバイを修理に出すと、お金がかかる。
修理工の手間賃もかかる。
部品代+修理工の手間賃=修理代。
修理工の手間賃は、1時間あたり、3000円だった。
だから、オートバイの整備を勉強して、自分で修理できるようにする。
 昔、医者にかかった時の再診料は、59点でした。1点は10円です。
つまり、その当時は、再診で医者にかかると、590円が報酬となりました。
しかし、これでは、とうてい、病院は経営できません。
 さて、どうするか。
数で稼ぐか、検査で稼ぐか、どちらかになります。
あの当時、590円という安値でも、
一人の診察時間を3分にすれば、
単純に計算すれば、1時間に、20人を診察できます。
あとは、みんなが、よく知っている、検査で稼ぐのです。
 だから、いつも、診療報酬改定は、小細工で、お茶を濁していますが、
やはり、改革が必要なのです。
職業に上下はありませんが、
オートバイの修理工の手間賃よりも、
医者の手間賃の方が安いのは、おかしな話です。

今回も、先送りで決着でしょうか。
何とか、この問題も解決すべきです。
この問題は、歴代の厚生大臣が、「先送り」してきたのです。








































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