ニックネーム sobriquet 2003 5 26
人にニックネームをつける時は、ユーモアをきかせて、
ニックネームを考えるのが、教養人というものです。
そして、ユーモアに皮肉を加えるか、
ユーモアに上品さを加えるかは、その人の人生観かもしれない。
しかしながら、「誰それのプードル犬」というのは、
ユーモアもなければ、上品さもない。
あるのは、皮肉だけである。
どうせ、つけるのならば、その国の国犬である、
「誰それのブルドック犬」と名付けた方がよかった。
私ならば、「誰それのスプリンガー犬」としたかもしれない。
スパニエルでは、その名前の由来が少し気になる。
それにしても、プードル犬と名付けられた人は、気の毒である。
あの戦争に参戦したのは、苦渋の決断であり、
また、戦場での騎士としての戦い方を若い戦友に示す必要性があった。
もし、あの戦争に参戦していなかったら、
もっと若い勇者が、若さ故に、無茶なことをするところだった。
今でも、若い勇者は、世界的遺産に通信アンテナを立てて、
陣地としていたらしい。
なるほど、それは写真を見ると、小高い丘に見える。
しかし、それはメソポタミア文明の古代遺跡なのです。
これも、兵士は歴史というものを知らないから、やむをえないかもしれない。
しかし、イギリスの兵士ならば、歴史を教養として知っている。
伝統と名誉を重んじる国である。