改革 innovation 2003 9 4

 改革をかかげて誕生した現政権は、
振り返れば、竜頭蛇尾という結果に終わっている。
改革に期待した国民も落胆している。
 なぜ、竜頭蛇尾という結果に終わったかを検証する必要がある。
こういう検証をしないで、また総裁選や総選挙をやっても意味がない。

 さて、今日の読売新聞では、「政策を競え」という記事があります。
全く、同感です。
 ただ、ひとつ、付け加えることがあります。
内閣の目標である改革が、遅れてしまった原因に、もう一つあります。
 それは、首相に体力がなかったことです。
政治家には、気力や信念が必要です。
しかし、気力を支えているのは、体力です。
 これから、政治家を目指そうとしている若者は、
体力にも関心を持つべきです。
 民主主義は、討論と説得です。
しかし、これには、多くの時間と気力が必要です。
時間と気力を支えるのは、体力です。

どんなに意欲があっても、肉体が疲労してしまえば、人任せになります。