和牛 2011 7 24

 今日は、近所のスーパーで、
国内産の黒毛和牛の牛肉を買ってきました。
見事な霜降り状の肉で、赤身も上質なものです。
しかし、価格は、「半額」でした。
 この金額を見て、和牛を育てた農家は、
悲しくて涙が止まらないでしょう。
現状では、どれも牛肉の価格は暴落しています。
 これは、国の基準値を超える放射性セシウムに汚染された、
「稲わら」が牛に餌として与えられていたことが、
大きな問題になっているからです。
 朝日新聞(7月21日)には、このような記事があります。
「肉牛のえさは、栄養価が高い配合飼料が中心だ。
わらは、1日1〜2キロ与える程度の『副食』だが、
霜降り状の脂肪分『サシ』を赤身に入れる仕上げのために使われる。
(中略)
 業者によると、(わらは)秋に長雨が続くと、
すべてを収集しきれずに田んぼに残る。
冬は雪の下に置かれ、雪解けを待って乾燥させ、
機械で集めてロールにする。
『春わら』と呼ばれる。
 汚染された『わら』を出荷した業者は、
『何の通知もないから平常どおり春のわらを流通させてしまった』と話す。
 もともと、わらを広く流通させようと旗を振ってきたのは、農水省だ。
2000年に起きた口蹄疫は、輸入わらが原因とされたのを機に、
国内産の利用を広げようと、
あの手この手の施策を打ってきた」

フルーツ王国 2011 6 26
 今日、飲んだジュースは、
「不二家ネクター こだわり白桃」で、
「福島県産 あかつき限定使用」とあります。
 原子力発電所の事故があった福島県は、
「フルーツ王国」と知られています。
 フルーツといえば、これからが重要な時期だと思います。
私は、被災地支援のため、福島県の農産物を買うつもりですが、
なかなか福島県産の農産物を見つけるのが大変です。
「福島県産フェアー」を開催してほしいものです。
復興の道のりは、なお遠く、先が見えない。

アスパラガス 2011 5 29
 私は、アスパラガスが好きで、
春が深くなってくると、
春の春に、アスパラガスの息吹を見るのが好きです。
 この時期になってくると、
アスパラガスは、東北地方のものに変わります。
この前は、福島県産のアスパラガスを食べ、
また、福島県産の「竹の子」の煮物も、おいしく食べました。
 週末に、スーパーで、このような風景を見ました。
高級な味噌が陳列されているコーナーで、
ひとつだけ、値段が大きく違うものがありました。
大部分の味噌は、1,000円近くするものでしたが、
ひとつだけ、500円以下で売られていました。
その味噌は、福島県産とありました。
 値段からすれば、
その味噌は、安売りのコーナーに置くべきかもしれませんが、
職人が一生懸命作った味噌だったので、
本来あるべきところに、
つまり、高級な味噌が陳列されているコーナーに置いたのでしょう。
復興の道のりは、なお遠く、先が見えない。



















































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