海の道 2009 8 9

 シーレーンというと、日本人にはピンとこないので、
「海の道」と言いましょう。
 海の道には、中東を目指す道、
あるいは、中東を経て欧州を目指す道があります。
 こうした海の道をどう維持するか、
やがて、日本にとって、大きな問題となるでしょう。
 安全保障をアメリカに丸投げし、
日本は、商売(貿易)に専念する時代は終わったのです。
 まだ、それを続けたいならば、
今以上に親米国家にならなければなりません。
 しかし、今や、
「アメリカと対等の関係になりたい」と考える政治家が多いならば、
日本の国防政策を真剣に考えなければならない。
 「アメリカと対等の関係になりたい。
しかし、安全保障は、今までどおりアメリカに丸投げしたい」
これでは、子供の論理と大差ありません。
 しかし、子供のようなことを言っている政治家が多いのです。
政治家がわからないならば、国民に訴えたい。
岐路に立つ、日本。

空母 aircraft carrier 2005 2 17
 日本は、将来的に空母が必要になるでしょう。
なぜかというと、アメリカの軍事力が弱体化するからです。
 アメリカは、巨額の財政赤字を抱えています。
そういう状態で、イラク戦費が巨額となっています。
これでは、いつか「空母セット」が維持できなくなります。
(空母と護衛艦のセットを維持するには、巨額の経費がかかります)。
 日本人が贅沢できるのは、貿易で、金儲けしているからです。
そして、儲けた「お金」で、世界中から、資源や食糧を買い集めているからです。
 こうした「日本の贅沢」は、アメリカの軍事力が弱体化すれば、終わりです。
まさか飛行機に日本製品を積んで、商売するわけにはいかないでしょう。
 「アメリカの財政赤字の状況」と「アメリカ軍の再編成」を見ながら、
日本の空母を検討すべきです。
今のアメリカの財政では、全世界に「空母セット」を展開することはできないはずです。
















































トップページへ戻る