予習になったか 2008 10 5

 「ザ・クラッシュ」という本は、
アメリカで起きる金融危機や恐慌について書かれた本です。
そして、その時、大統領や財務長官、
あるいは経済スタッフが取るべき行動が書いてあります。
 私は、将来、起きるであろう金融危機に備えて、
2004年から折に触れて、この本を取り上げてきました。
予習になったでしょうか。
 もっとも、アメリカ経済は、絶好調でしたので、
聞く耳を持たなかったかもしれません。
 今でこそ、サブプライム危機と言いますが、
当時は、サブプライム・チャンス、
あるいは、サブプライム景気という状態だったのです。
 私の記憶が正しければ、
「ザ・クラッシュ」という本の中でも、
モラル軽視の好景気が破綻するところから始まったと思います。

書評 book review 2004 10 9

書名 ザ・クラッシュ
著者 マーティン・D・ワイス
出版社 ダイヤモンド社
CRASH PROFITS by Martin D. Weiss, Ph.D.

投資や経済の本は、どんなに、わかりやすく書いたとしても、
やはり、退屈な本となるでしょう。
そこで、この本は、投資や経済の話を、小説で書いてあるのです。
そういうわけで、気楽に読める内容となっています。
参考までに、著者は、かつて国際アナリストとして、
和光証券(現:新光証券)に勤務していたことがあります。

















































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