世界の投資家たち 2008 12 14
書名 100年に一度の金融危機から資産を守る方法
著者 諸岡 実麿 フォレスト出版
この本の説によると、
グリーンスパン氏は、世界の投資家の指南役だという。
投資タイミングを、経済コメントに乗せて発信しているのではないか。
そういう視点で書かれています。
もし、その説を採用すると、
グリーンスパン氏は、ファンドマネージャーだったかもしれません。
世界の投資家が楽器の演奏者で、
グリーンスパン氏が指揮者ということになるかもしれません。
今回の金融危機が発生する前に、
世界の投資家に対して、経済コメントに乗せて、
「危機が迫っている」とメッセージを発していたかもしれません。
次に、著者は、サルコジ氏についても言及しています。
投資家は、サルコジ氏の発言にも注目すべきと書いています。
確かに、サルコジ氏は、フランス大統領としては、異例かもしれません。
歴代のフランス大統領は、文化人か哲学者だったと言えます。
しかし、サルコジ氏は、ビジネスマンのようにも見えます。
さて、著者が予想する日経平均株価は当たるか。
それは、来年の今頃、わかるでしょう。
「3番底を探る展開になる」
「日経平均株価、5000円台も」
「日経平均8000円台水準での買いは、
私は、むしろ高値づかみになる公算のほうが高いのではないかとさえ感じています。
年金の買いで市場に楽観が漂いはじめたときこそ、
最大の注意を払うことが必要なのです」