実った果実 2007 12 1
「欧米とアフリカ」、「日本と東南アジア」。
歴史の教科書を開けば、様々なことが思い浮かぶでしょう。
その歴史は、不幸な出来事や悲劇が多かったかもしれません。
しかし、21世紀の今、
「実った果実は、どうなのか」と言わざるを得ない。
21世紀中には、東南アジアは、工業国として、さらに発展し、
世界経済の中心になるかもしれません。
もしかすると、オセアニアを含めて、
世界文明の中心地になっているかもしれません。
一方、アフリカは、どうなのか。
いまだ工業国への道は、はるか遠くにあると言えるかもしれません。
結局、肌の色の違いなのか。
黄色人種までは許容範囲で、それ以上は無理なのか。
そうだとするならば、実に悲しい。
20世紀後半、驚異的な経済発展を成し遂げた日本人は、
「名誉白人」と呼ばれたことがありました。
しかし、名誉白人と呼ばれて喜ぶ日本人は少なく、
複雑な思いや感情を持った人が多かったでしょう。
人類の宿題と言うべき、
人種差別の壁を乗り越えなければならない。
私の家の居間の壁には、世界地図が貼ってあります。
最近、視線が、アフリカに向く。
なぜ、アフリカ諸国は、工業国になれないのか?