バカタレ 2008 1 18

 今、日本の株式市場は、まるで通夜のような雰囲気です。
しかし、そういう雰囲気を感じるのは間違いです。
 本当に通夜だと感じるべき時は、「円安」かつ「株安」の時です。
その時は、本当に危険です。
将来、深刻な少子化によって、そうなる時が来るでしょう。
 日本には、資源がありません。
食糧もなければ、石油もなく、鉄鉱石もありません。
全部、外国から買う必要があるのです。
 しかも、現在、資源高です。
円高を有難く思うべきです。
 何十年か先、深刻な少子化によって、国力が衰えた時、
きっと、すべての日本人は、こう思うはずです。
「円が強くて、何でも買えた時代はよかった」と。

 現在、欧米は、サブプライム問題の後遺症で、重症のようです。
一方で、日本は、サブプライム問題に関しては、軽症でした。
 これを、どうしてチャンスだと思わないのか。
なぜ、通夜のように感じてしまうのか。
 夜明け前は、最も暗い。
ピンチだと思う時は、実は、チャンスでもある。
 しかし、チャンスをピンチだと感じてしまう人が多い。
そういう人が多ければ多いほど、夜明けは遠くなる。


トップページへ戻る