深謝 2011 3 19

 この度の巨大地震における、
世界各国の協力に対して、深謝します。
 私は、こう思っていました。
世界各国から、「日本は、経済大国だから、
自力でがんばってくれ」と言われるかもしれないと。
 しかし、世界各国から、予想を超える支援がありました。
たとえ、規模が小さくても、精神的な励みとなります。
世界の友情を強く感じました。

津波 2011 3 13
 世界の人たちは、こう思ったでしょう。
「巨大地震とはいえ、もともと備えがある地震大国の日本で、
どうして予想外の大きな被害が出たのか」
 今回のケースでは、地震による被害よりも、
津波による被害の方が、圧倒的に大きかったからです。
 それでも、世界の人たちは、こう思うでしょう。
「日本は、津波に対しても、十分な備えがあったはずである」
 今回の津波の高さは、公式には、最大で7m強となっていますが、
実際には、地形によっては、
高さ10m以上の津波が押し寄せたと推定されます。
 津波は、高さ2mでも、木造家屋を全壊させます。
高さ10m以上の津波は、想定外の破壊力があったのです。
 さらに、世界の人たちは、こう思うでしょう。
「日本は、地震が多く、津波が予想されるのに、
どうして、強力な堤防を築かなかったのか」
 確かに、津波に対する堤防はありましたが、
すべての海岸に、高さ10mの津波に対応する堤防を築くことは、
現実的ではないということです。
高さ10m以上の堤防を築くことは、
海岸線に巨大な要塞を築くようなものです。
 津波に対しては、海岸から遠ざかるしかないと思います。
今回の場合は、住民が、これほど巨大な津波が来るとは思わなかったため、
避難しないで、自宅に残っていた人も、多かったかもしれません。
「高さ10m以上の津波が来る」と警報すれば、
住民は急いで避難したかもしれません。
















































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