プラチナ Pt 2009 2 7

 今日は、貴金属相場のことを書きましょう。
金(gold)とプラチナ(platinum)の価格差のことです。
以下は、国内価格のことです。
 プラチナは、2008年3月に、1グラム7,589円を記録しました。
一方、金は、2008年3月は、1グラム3,311円だったのです。
プラチナの価格は、金の2倍以上になったのです。
 さて、その後、どうなったか。
たとえば、2008年12月18日に、プラチナは、2,689円を記録し、
一方で、金は、同じ日に、2,592円となっています。
プラチナと金の価格が、ほぼ同じになっているのです。
 2008年3月の時点では、プラチナは、どう見てもバブル価格でしょう。
しかし、同年12月の価格では、プラチナは、どう見ても売られすぎです。
 プラチナは、金と比較しても、希少貴金属です。
よく言われるのが、有史以来、
プラチナの生産量は、金の1/30と言われています。
 金とプラチナの価格差で、経済の状態がわかるかもしれません。
あるいは、この価格差が、経済の体温計にもなるかもしれません。
 何が言いたいのかというと、
投資家は、いつも株価だけ見ていてはだめですということです。
 ちなみに、日本では、プラチナというと宝飾用を連想しますが、
実は、約6割が工業用に使われています。
 参考までに、プラチナの価格は、
2008年11月から12月にかけて底を形成し、現在は、反転上昇しています。
この時期が大底になったのか、それは今後の相場次第でしょう。

CRB指数 2009 1 24
 いつまで下落が続くのかと思っていたCRB指数(商品指数)。
しかし、最近は、日足チャートでは、底堅く推移しています。
原油(WTI)の日足チャートも、同様の動きです。
 CRB指数については、
急降下していた25日移動平均線も水平になってきました。
WTIの25日移動平均線も、やがて水平になるでしょう。
なかなか興味深い動きです。
 バルチック海運指数は、11月から底を固めるような日足チャートです。
週足チャートで見れば、その傾向が顕著です。















































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