本の宇宙 2010 11 21
本の宇宙と書きましたが、
これは、宇宙の本のことではなく、本型の宇宙のことです。
たとえば、1000ページもある本があるとします。
これを開けば、1ページから1000ページまで到達するのは、
大変な苦労があります。
しかし、本を閉じてしまえば、
1ページ目と1000ページ目は、意外に近いということです。
ただし、それでも本の厚さがありますので、
1ページ目と1000ページ目の間には、ある程度の距離があります。
そこで、3次元である本を2次元化してしまえば、
1ページ目と1000ページ目の間にあった距離は、ゼロとなります。
つまり、次元をひとつ落とすということです。
3次元のものを2次元へ圧縮してしまうということです。
そういうわけで、何万光年離れていても、移動は一瞬です。
ただ、このような飛行技術では、
宇宙の構造自体に悪影響が出ますので、工夫する必要があります。
たとえば、冥王星付近までは、瞬間移動で、
そこから先は、3次元空間の中をゆっくり進むという方法です。
宇宙のトンネル 2010 8 1
宇宙にトンネルがあると言ったら大変なことになるでしょうか。
おそらく、科学者たちは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか」と議論になるでしょう。
しかし、それは、余計な詮索と言えるでしょう。
こう考えてみれば、どうでしょうか。
車で道路を走っていたら、トンネルがあった。
トンネルを通れば、向こう側まで10分で行くことができます。
しかし、このトンネルは、
「いったい誰が、どのようにして作ったのか。
それがわからない限り、トンネルを通ることはできない。
だから、私は、峠道を5時間もかけて向こう側まで行く」という人がいるでしょうか。
たいていの人が、何も考えず、便利にトンネルを使うでしょう。
やがて、人類も、何も考えず、
便利に宇宙のトンネルを使うことになるでしょう。
その時、ある問題が発生します。
それは、人間は、肉体と魂で構成されていますが、
そのトンネルを使う時、肉体と魂が分離してしまうことです。
そこで、肉体と魂の制御システムが必要となるのです。