アメリカ病 2009 1 31

「うそつきは成功の始まり」?
 2004年に、ある本を取り上げました。
その本に対する紹介文には、こう書いてあったのです。
 過酷な自由競争が生んだ極端な弱肉強食世界では、
結局、「ズルをしないと生き残れない社会。
勝ち組になろうとするあまり、
アメリカ人は、うそをつき、ズルをするようになった」と。
 この当時は、誰も聞く耳を持たなかったのですが、
最近は、聞く耳を持つようになったでしょうか。
 とりわけ、ウォール街の怪しげな金融商品製造工場で、
これまた怪しげな金融商品を買ってしまって苦しんでいる投資家は、
身にこたえるほど、理解できたでしょう。

書評 book review 2004 8 29

書名 「うそつき病」がはびこるアメリカ
著者 デービッド・カラハン 出版社 NHK出版
THE CHEATING CULTURE by DAVID CALLAHAN
 NHK出版の本の紹介欄には、こうあります。
「うそつきは成功の始まり
ズルをしないと生き残れない社会
勝ち組になろうとするあまり、
アメリカ人はうそをつき、ズルをするようになった。
 過酷な自由競争が生んだ極端な弱肉強食世界。
現代アメリカの病理を気鋭のジャーナリストが明快に分析する。」















































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