映画タイタニックを見て Titanic 2003 4 26

 映画タイタニックを見て、どう思われたでしょうか。
ついにきた、大警告が、と思いました。
あの沈んでゆく巨大な客船を企業に置き換えれば、その警告がよくわかるはずです。
 1997年にアカデミー賞を受賞しましたが、この年、日本の株式市場で何かありませんでしたか。
警告だったはずなのに、いつの間にか、造船技術や船の設計の話になってしまいました。
 あれから何年も経ちますが、誰も警告だと思わずに、
いっこうに改革が進まず、毎年の恒例行事のように、改革が先送りとなってしまいました。
 しかも実施した改革は、どれも的はずれなものばかりで、そんなに急いで行なう改革でもないのに、
肝心なことには手をつけず、いっこうに事が進まず、無意味に過ぎた年月でした。
 これは、何も日本だけではありません。
沈んでゆく巨大な客船を企業にたとえましたが、これは寓話なのです。
そんなに恐れることはありません。
 企業というものは、社長が決断すれば、日々、第二の創業となるのです。
第二の創業をして、企業の再出発ができます。
 さらに沈んでゆく巨大な客船を国にたとえば、また現実味がでます。
しかし、これも国の指導者が、決断をすれば、第二の建国となるのです。
 まさかとは思いますが、沈んでゆく巨大な客船を大陸に置き換えると、
これは99%ないと思いますが、これも恐れることはありません。
大陸に住む、すべての人種が話し合って、調和して、生きていけば、
これも民族の第二の出発となります。
 最後に沈んでゆく巨大な客船を人生にたとえば、
これも、日々、聖書や聖典に照らして、人生を軌道修正すれば、
人生の再建ができます。日々、人生の再出発ができます。
これが、生きて生まれ変わるということです。