書評 book review 2004 8 22
最近では、プログラム言語の入門として、
C言語から入門する人が多いのでしょうか。
そこで問題となるのが、
初心者にとって、わかりやすい入門書はないかということです。
書店に行けば、C言語の入門書は、星の数ほどあるでしょう。
これでは、初心者は、どれを買ったらよいか、迷ってしまうでしょう。
そこで、私が推薦する本を紹介しましょう。
「ここからはじめるC言語」
高橋麻奈 著
日本実業出版社
この本は、本当に、初心者の立場に立って書いてあります。
たいていの初心者が、つまずくと推定されるところは、
ていねいに説明してあり、よくできた入門書です。
著者は、文科系の人ですので、初心者に対し、親切に、わかりやすく書いてあります。
理科系の人が書くと、どうしても、内容が、「理科系の初心者向け」となってしまい、
「一般の初心者」には、わかりにくい表現が多くなってしまうのです。
この本は、デザインが地味で、本屋では、あまり目立たないと思います。
もっと、目立つデザインにして、内容も、カラー印刷にすれば、
この分野で、ヒットしたと思います。