映画 movies 2004 6 30

 私は、テレビを見ませんが、
映画は、よく見ます。
特に、ハリウッド映画を見ます。
 しかし、心配なことがあります。
それは、昔に比べて、
ハリウッド映画に、「破壊と闘争」のシーンが増えたことです。
 欧米人は、悪魔の存在を信じている人が多いと聞きました。
それでは、こういうことを聞いてよいでしょうか。
悪魔は、「破壊と闘争」、あるいは「調和と発展」、どちらを好むでしょうか。
 こう聞くと、我々は、正義を、映画で作っていると答えるでしょうか。
しかし、それでも、こんな心配があります。

罠 trap 2004 3 20
 善悪二元論という考え方があります。
しかし、これには、罠が仕掛けてあります。
 一見すると、ベストな考え方のように思えますが、
しかし、問題点を含んでいるのです。
 これは、「常に悪がある」という考え方です。
そこで、悪を倒す。
そして、悪が消える。
しかし、これで終わらず、
さらに、悪はいないかと探すことになる。
これでは、永遠に、悪を追い続けることになる。
そして、いつのまにか、悪魔に利用され、悪に染まり、
悪がいなければ、悪を作ればいいと考えるようになるです。
こうして、悪魔の仕掛けに、捕らわれてしまうのです。

 もちろん、子供には、まず、善悪二元論を教えるべきです。
しかし、大人になったら、「善悪二元論を超えるもの」を探求すべきです。
 イエスキリストは、善悪二元論を否定しているのです。
マタイによる福音書(Matthew 5)によれば、
「あなた方も聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
 しかし、わたしは言っておく。
 敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
 あなた方が、天の父の子となるためである。
 父は、悪人にも善人にも、太陽を昇らせ、
 正しい者にも、正しくない者にも、雨を降らせてくださるからである。」
イエスキリストは、善人にも悪人にも、その心に、ダイヤモンドを見たのです。
その心のダイヤモンドは、すすけて、光なきダイヤモンドに見えますが、
しかし、心を磨ければ、そのダイヤモンドは、燦然と輝くのです。
「悔い改めよ。神の国は近づいた。」













































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