核のルール 2007 12 29

 下の「アメリカ外交 2007 10 22」に書いたとおり、
「政治的に不安定になったら、核兵器を取り上げる」という国際ルールを作るべきです。
今後、国際社会は、核兵器の「刀狩り」を進めるべきです。
選挙期間中に候補者が暗殺される国は、国家としての機能が麻痺しているのです。
 それでも、「パキスタンの核兵器は安全だ」と言い張るならば、
「パキスタンの核兵器は、パキスタン人には使えないようになっている」と言わざるを得ないのです。
たとえば、パキスタン人にはわからない秘密のパスワードがあるかもしれません。

アメリカ外交 2007 10 22

 最近のアメリカ外交は、迷走していませんか。
かなりイランの動向を気にしているようですが、
今の時点では、イランなんて、どうでもいい話です。
 今、力を入れるべきは、パキスタンの政情不安です。
「ミャンマーと同じで、発展途上国に、よくある政情不安だ」と、
考えてしまったら、とんでもない間違いです。
 パキスタンは、核兵器保有国です。
しかも、核弾頭ミサイルが数十発あるでしょう。
そういう国が、政治的に不安定になったら、どうなりますか?
 パキスタン国内を見れば、
テロ、暴動、イスラム過激派、アルカイダ、それに核弾頭ミサイル。
こんな国が、政治的に不安定になり、軍も分裂したら、どうなりますか?
 考えたくもありませんが、
パキスタンは、「サダム・フセインのイラク」よりも危険な国でしょう。
イラクには大量破壊兵器はなかった。
パキスタンには大量破壊兵器がある。

「今そこにある危機」は、イランか、パキスタンか。

政治的に不安定な国が核兵器を所有することを禁止すべきです。

政治的に不安定になってしまったら、核兵器を取り上げる。
そういう国際ルールを作るべきです。














































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