平和ボケ 2009 4 4

 気のせいかもしれませんが、
私が、「弾道ミサイル 2009 3 26」という文章を書いてから、
日本国内の雰囲気が引き締まった感じがします。
 それまでは、実に、のんびりとした雰囲気が漂っていたのです。
「この調子では、北朝鮮から弾道ミサイル(人工衛星)が飛んでくるというのに、
防衛関係職員や防災関係職員まで、のんびりと花見をする懸念がある」と心配したのです。
そんな姿を外国の通信社に写真でも取られたら、
また「日本人の平和ボケ」と言われる可能性があったのです。
 防衛関係や防災関係の一般職員は、花見をしても問題ないでしょうが、
幹部職員は、万が一の有事に備えるべきでしょう。
(注)
日本人にとって、桜は、特別な存在です。
そのため、この時期は、多くの日本人が花見をする習慣があります。

弾道ミサイル ballistic missile 2009 3 26
 北朝鮮が、日本方面に向けて弾道ミサイルを発射しようとしてします。
北朝鮮は、これを、「人工衛星の打ち上げ」と主張していますが、
日本人の99%は、「これは弾道ミサイルだ」と考えています。
 実に、困ったことになるでしょう。
基本的に、超高速で飛来するミサイルを打ち落とすのは、難しいのです。
こうした弾道ミサイルに対する対策は、抑止力として、
巡航ミサイルを大量に配備するしかないのです。
 仮に、人工衛星だとしても、破片が東北地方に落ちる可能性があり、
それが市街地に落ちた場合、大きな被害が発生します。
 もうひとつ困ったこととして、こうした事態に対して、
日本の世論が、必要以上に右傾化することです。
ここ数年は、北朝鮮が何かする度に、日本の世論が右傾化してきた事実があります。
こうした流れの中で、日本の核武装の議論が出てくる可能性があります。
 日本は、ロケット技術で世界トップレベル、
さらに原子力技術でも世界トップレベル。
 もともと、日本人には、戦いのDNAがあります。
それは、日清戦争、日露戦争、太平洋戦争が証明するところです。
中国と戦い、ロシアと戦い、アメリカと戦った歴史があるのです。
 北朝鮮が、眠れる獅子を起こしてしまう可能性があり、とても心配です。
そうなったら、誰も止めることはできません。

















































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