過剰反応 2010 5 8

 5月6日、7日の世界の金融市場は、大きく動揺しましたが、
これは、投資家の行動が過剰反応だったと思います。
 多くの投資家は、リーマン・ショックを連想してしまったのでしょうが、
現在、企業業績は、想像以上に良好であり、
リーマン・ショックの時とは、明確に区別する必要があります。
 ただ、5月6日のアメリカ株式市場の暴落は、
ギリシャ問題とは関係がなく、
極めて不自然な動きであり、
誤発注があったか、システム取引に問題が発生したか、
そうでもない限り説明できない「不自然な動き」と言えるでしょう。
5分足らずの間に、ダウが600ドルも暴落するのは、
人為的な問題か、コンピューターの問題か。
 いずれにせよ、投資家が、今回の問題を
リーマン・ショックと混同してしまうのは大きな間違いです。
投資家は、企業業績と経済指標を見ながら冷静に行動すべきです。






















































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