歴史の転換点 2025 8 16
太平洋戦争(大東亜戦争)が始まる前、
アジアの国の多くは、欧州の植民地でした。
日本軍が南方に進行すると、
必然的に欧州との戦いとなったのです。
つまり、大東亜戦争は植民地解放の戦いでもありました。
やがて、日本が敗戦になった時、
アジアの国の多くは独立をしていったのです。
なぜ、日本は大東亜戦争に進んでいったのか。
植民地解放という目的もありましたが、
大きな問題もあったのです。
当時、日本は米国から石油を輸入していたのです。
しかし、米国が石油を禁輸すると、
日本のエネルギー資源は枯渇してしまう危機になったのです。
そこで、アジア南方へ石油資源を求めることになったのです。
なぜ、米国は日本を追い詰めたのか。
それは、欧州の戦いに参戦したいためでした。
当時のルーズベルト政権は、
欧州の戦いには参戦しないことが選挙の公約でした。
しかし、欧州ではナチスドイツが、
欧州大陸を支配する勢いでした。
これをルーズベルト政権は防ぎたかった。
しかし、米国民の多くは欧州への参戦には反対でした。
米国の本土が攻撃されない限り、世論は変わらない。
そこで、ルーズベルト政権は、日本に対して、
「ハルノート」という最後通牒に近いものを突き付けたのです。